欠場寸前だったデュバルが「66」の好スタート
2014/05/16 11:31
木曜の朝、デビッド・デュバルは右ひじに痛みを感じ「HP バイロン・ネルソン選手権」の棄権を真剣に考えたという。だが、最終的には出場を決意し、プレーした。
決断が正しかったことは、初日のスコアを見れば明らかだ。
デュバルはラスト5ホール中4ホールでバーディを記録。その内2ホールはフェアウェイから直接決めたチップインで、「66」の4アンダーでホールアウト。マーク・レイシュマンらとともに、首位と1打差の2位タイで初日を終えた。
「プレーを続けながら状態が良くなったのはラッキーだった。どうしたって100パーセントの状態ではなかったけれど、朝の状態と比べれば1000パーセント良い状態だった」。
首位はピーター・ハンソンが手にしたものの、デュバルにとってはこれ以上ないラウンドになったと言える。なぜなら、PGAツアーの大会で初日を終えて2位に立ったのは12年ぶりだったからだ。
最近は不調が続いていたとはいえ、初日からの好スコアは全く予想外というわけでもない。「チューリッヒクラシック」初日でも「68」と好スタートを切り、25位で終了。昨年11月の「OHLクラシックatマヤコバ」では最終的に75位タイとなったものの、初日に「67」を記録。元世界ランキング1位は、状態の良さを実感していた。
「スイングも良いし、良いショットが打てている。今の状態は良いよ」。
あとは2003年以来初となるコース(TPCフォーシーズンズリゾート)で、4日間の結果を残すだけ。
「今日はティーオフするためにやれることを尽くした結果、上手くいった。明日も同じ状態だと良いね」と話した。