マスターズ出場権に狙いを定めるハドリー
2014/03/30 11:01
「バレロテキサスオープン」3日目を終え、チェソン・ハドリーは「マスターズ」出場権獲得に向けた“2週間の探求の最終日”へ、実にシンプルな計画を持っている。
「明日(大会最終日)は全ホールでピンを狙うつもりだ。それがどこであろうとね」と、ハドリー。「マスターズの出場機会が得られるのは最高だろうね。PGAツアー1年目なら特に」。
ハドリーはTPCサンアントニオでの「バレロテキサスオープン」3日目を「71」で終了。通算3アンダーの「213」で14位タイにつけた。現在、世界ランキングでは56位。(マスターズ出場条件の1つである)同ランク50位内に入る可能性として、今大会では最低でも単独7位に入る必要がある。そして今大会と次週の「シェル ヒューストンオープン」で勝つことも大会への出場条件だ。
ハドリーには、先週の「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で世界ランク50位以内に入るチャンスがあった。だが最終ラウンドを「79」で終え、同大会での順位は5位から26位に後退してフィニッシュ。とはいうものの、去年の今頃は世界ランク1,522位だったのを考えると、かなりの躍進だ。去年はその後、ウェブドットコムツアーで「ウェブドットコムツアー選手権」を含む2勝を挙げ、先日の「プエルトリコオープン」ではPGAツアー初勝利を手にした。
また、ライアン・パーマーは、3日目を4アンダーの「68」でフィニッシュした時点で6位(その後8位タイに)。「マスターズ」の出場権を得るには、今大会で最低でも3位またはそれ以上に入らなくてはならない。
現在世界ランク62位の彼は、「自分のプレーに集中するだけさ」と話していた。