2014年 WGCキャデラック選手権

ウッズ、パットの不調に苦しんだ初日

2014/03/07 12:41

By Brian Wacker, PGATOUR.COM

10番まで2ボギーで初日を終えたウッズに笑顔は少なかった(Chris Condon/PGA TOUR)

タイガー・ウッズにとっての朗報は、腰痛の影響が見られなかったことだ。

だが、ことパッティングに関しては真逆の結果となった。

ウッズは「WGCキャデラック選手権」初日、10ホールで20パットを要し、2オーバーで日没サスペンデッドとなった。

パー5の8番と10番で3パットを喫した。2オンには成功した8番では10メートルを3パットとしてイーグルチャンスを逃し、10番では15メートルの距離を3パットした。

1年前の大会で優勝した際、大会を通してわずか100パットだったことを考えれば、その差は歴然だ。

今大会の初日は、むしろトーレパインズGCで開催された「ファーマーズインシュランスオープン」に近かったと言える。ウッズは同大会で3パットを5回も記録し、自身初のセカンドカットを経験した。ウッズにとって幸運なのは、今大会には予選落ちがないことだろう。

4日前に行われた「ザ・ホンダクラシック」最終日では、残り5ホールのところで腰痛のために棄権したが、今大会初日を終えたウッズは、腰の状態は良いと話した。

バーディチャンスには何度もつけており、プレー自体もそう悪くはなかった。だが、この日1メートル以上のパットを1パットで沈めたのは1ホールのみだった。

確実にバーディを奪えると思われたホールでもパットが決まらなかった。パー4の3番では、第2打を4メートルにつける素晴らしいショットを放ったが、パットはカップの縁に嫌われた。

しかし、初日の失敗を考え込む暇などない。翌日は朝の8時45分からスタートして初日の残りホールを消化した後で、11時44分から第2ラウンドを開始する予定となっているからだ。

「明日は全員にとって長い1日になるだろうね。願わくば、第1ラウンドをプレーする午前中にいいプレーをして何とかイーブンパーまで戻し、午後にロースコアを狙いたい」と話した。

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