2014年 ノーザントラストオープン

状態万全で復帰するジャスティン・ローズ

2014/02/13 11:09

右肩の、正確には棘上筋(きょくじょうきん)の腱炎が、12月の第1週からジャスティン・ローズを苦しめている。

今週の「ノーザントラストオープン」で試合に復帰するローズは、昨秋の「ザ・バークレイズ」第3ラウンドでタイガー・ウッズと共にプレーしたときに、問題が起こり始めたと考えている。グリーンにいたローズはボールを拾い、70ヤードほど離れたところにいたキャディーにそのボールを投げた。

「ただ遠くに投げ過ぎたんだ」と、全米オープン覇者のローズ。「ああいう軽いものを投げるときは、体に負担がかかるんだよ」。

それでもローズはその後、いくつかの大会でプレーした。「WGC HSBCチャンピオンズ」では5位タイに入った。それから今週まで、米国ツアーの大会には出場していない。ちなみに好成績を残した2013年最後の大会は、12月に行われた「ネドバンク・ゴルフ・チャレンジ」で、ローズは7位タイで大会を終えた。

ローズは、故障の原因は疲労であり、年末年始休暇で回復すると考えていた。手術の必要はなかったが、医師はもう少し治療するようローズに伝えた。

「ここにくるまでにたくさんの努力をした」とローズ。「時間との戦いだった。正直に言うと、この1週間、いや10日間ほど、ただドライバーを打ち続けていた。最後の最後まで復帰への努力をしていた」。

それでもローズは、今大会で復帰できると考えた。彼はリビエラのコースを気に入っており、 「ノーザントラストオープン」を皮切りに4試合に続けて出場したいと考えている。その4戦には「WGC アクセンチュアマッチプレー選手権」「WGC キャデラック選手権」も含まれる。その後は「マスターズ」もある。

「僕はコースに出てプレーしたかったし、近いうちに良い試合を戦うために、今から試合に出ておくことが重要だと考えたんだ」とローズ。「家ではとても感触が良かった。スイングも良いし、技術面では全く問題ないよ」。

「ショートゲームの練習に時間を費やしていたけど、手元にスコアカードを持つと、状況は少し変わって来る。自分のシーズンがはじまっていることを確かめたかったんだ」。

2014年 ノーザントラストオープン