シンプソンが6打差で優勝
「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」最終日、ウェブ・シンプソンは「66」をマークし、2位に6打差をつけて優勝した。2012年の「全米オープン」以来、自身通算4勝目を挙げた。
シンプソンは、大会記録に並ぶ通算24アンダー「260」をマーク(4日間のスコアはそれぞれ「64」「63」「67」「66」)。今大会の優勝により、フェデックスカップポイント500点を手にした。
「かけがえのない勝利だ」とシンプソン。「今年は勝利から遠ざかってはいたけど、徐々に良いプレーができるようになっている感触はあったんだ」。
2位タイには、ジェイソン・ボーンと石川遼が並んだ。石川の2位タイは、米国ツアー自己ベストタイだ。
シンプソンは最終ラウンドを、自身と同じノースカロライナ州ローリー出身のチェソン・ハドリーに4打差をつけての首位でスタートした。シンプソンは最初の3ホールで2つのバーディを奪い、リードを6打に広げた。
ボーンは11番、12番で連続バーディを奪い、首位に3打差まで接近。しかしシンプソンはパー5の13番で8フィートのバーディパットを沈め、4打差で残り5ホールとなった。
シンプソンは今大会に出場したのは、4位タイでフィニッシュした2010年以来のこと。54ホールを終えて首位に立っていたことは直近4度の大会では、1度しか勝利を収めることができなかった。直近の2試合である2012年の「ウェルズファーゴ選手権」「グリーンブライヤー・クラシック」では、最終日に「73」を叩いた。
シンプソンはこれで、暦の上では3年連続の勝利をマーク。今週は全72ホール中62ホールでパーオンに成功し、これは全選手中2位。パットのスコア貢献率「1.645」は5位だった。
ボーンと石川は、共に18番でボギーを叩いた。米国ツアーメンバーとして2戦目を戦ったハドリーは最終ラウンドを「70」でフィニッシュし、5位。バックナインでは3アンダーの「33」をマークした。