2013年 プレジデンツカップ

ミケルソンがテーラーメイドSLDRドライバーを使用

2013/10/06 16:59

By Jonathan Wall, PGATOUR.COM Equipment Insider

最新ドライバーを試用し始め、ティグラウンドで注目を集めるフィル・ミケルソン(Getty Images)

「プレジデンツカップ」の初日、フィル・ミケルソンのバッグの中にドライバーはなかった。しかし、2日連続の雨によってコースが湿り、飛距離がより必要になった状況の変化を受け、通算メジャー5勝を誇るミケルソンはドライバーを使うことを決意した。

ゴルフWRXによると、ミケルソンは三菱レイヨンのクロカゲ(黒影)シルバーシャフト(編注・日本未発売モデル)が入ったテイラーメイドSLDRドライバーを選んだとのこと。このドライバーはクラウン部分のグレー塗装を黒い塗料でカバーしており、またソールも黒く塗装しているため、一見して、現在店頭に並べられているSLDRドライバーと同じモデルとはほとんど認識できない。

ミケルソンは金曜日、フォアサムマッチの最初のティオフからこの新しいドライバーを使用していた。大会を通してミケルソンがこのドライバーを使い続けるかどうかは定かではないが、日曜日まで雨が降り続けると見られているため、ミケルソンがそれをバッグに入れ続けておく可能性は高い。

SLDRは、この1年間でミケルソンが使用した2つ目のテイラーメイド製メタルウッドだ。昨年11月の「WGC HSBCチャンピオンズ」でミケルソンは、今回のSLDRとよく似た全面ブラック塗装で、ロケットボールズの3番ウッドを使用した。

それから数ヶ月間、ミケルソンはロケットボールズを使用し、その後「ファーマーズ・インシュランスオープン」でキャロウェイのXホットフェアウェイウッドに切り替えた。

ミケルソンは今季、何度もウッドを入れ替えた。優勝した「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」では、キャロウェイRAZRフィットエクストリームドライバーを加えた。「シェル・ヒューストンオープン」では、Xホット3ディープに切り替えた。

「マスターズ」のときに追加した8.5度のフランケンウッドは、フェアウェイウッドの様な役目を果たすドライバーで、ミケルソンはコース攻略にうまく役立てていた。ミケルソンはまた、終盤の「ドイツバンク選手権」ではキャロウェイのFTオプティフォースドライバーを使用。シーズン中盤には17度のPINGアンサーハイブリッドも使用していた。

2013年 プレジデンツカップ