2013年 チューリッヒクラシック

ルーカス・グローバーが首位で折り返し

2013/04/27 15:01

(ルイジアナ州アボンデール)
最終18番でバーディを決めたルーカス・グローバーが、ボー・ウィークリーに1打差をつけ、単独トップでチューリッヒクラシックの2日目を終えた。

TPCルイジアナの2日目を5アンダー「67」で回ったグローバーは、通算12アンダーまでスコアを伸ばし、トーナメントを牽引している。

「ここ数カ月、いい感じで振れていたので、ついにパットが噛み合ってきた感じかな」と、グローバー。「つまるところ、クラブは振れていたんだけど、パッティングが問題だったんだよね」。

ウィークリーは「68」。この日はオープニングホールの10番で、105ヤードを直接カップインのイーグルでスタートを切った。「まさか(あの一打が)入るとはね。打ち上げ気味だったから見えなかったんだよね。バウンドしたまでは見えたんだけど、そこから先は(見えなくて)。ギャラリーの大きな歓声を聞いて“入ったのか!信じられないよ”って気分でした」。とウィークリーはあの場面を振り返った。

D.A.ポイントも同じく2日目を「68」でラウンドし、通算10アンダーとした。モーガン・ホフマンは「69」で首位と3打差。アーニー・エルスも同じく「69」で回り、8アンダーとした。エルスは昨年のこの大会で、ジェイソン・ダフナーとのプレーオフに敗れた悔しい経験がある。

「ここはお気に入りのコースなんです」と、エルス。「去年は実にいい感じでラウンドできたし、去年と同じ感じのゲームプランで臨もうと思っています」。

14歳のアマチュア選手、グァン・ティンラン(中国)はスポンサー推薦で今大会に出場している。初日を「72」のパープレーとしたグァンは、2日目を3アンダーの「69」で回り、見事に予選を通過した。ご存知の通りグァンは史上最年少でマスターズの予選通過を果たし、58位タイでオーガスタを終えた。また木曜には、2週間後に開幕する全米オープンの予選会に出場することも明言したばかりだ。

「今日はいい感じでラウンドできました。バーディも沢山獲れたし、波に乗れたと思います」と、グァン。

2011年のこの大会の覇者、バッバ・ワトソンは初日「73」と出遅れたが、2日目を「65」と巻き返し、通算6アンダーとした。

「今日は良かったね」と、ワトソン。「昨日は探りながらのラウンドでまとめようとしたんだけど。質の良いショットが打てないと、なかなか上手くはまとまらないね」。

ダフナーは「71」の3アンダーと順位を落とした。

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