ドナルドが鬱憤のスタート
2013/03/15 15:40
By Jeff Shain PGATOUR.COM Correspondent
ルーク・ドナルドがまたしても悩ましい初日を迎えた。
イニスブルックリゾートのコッパーヘッドコースで開催された「タンパベイ選手権」で、昨年覇者のドナルド(英国)が、14ホールまでを4アンダーで終えるも、続く残り4ホールを3ボギーと乱調をきたした。
「もう、とてつもなくがっかりしているよ」とドナルドは言った。「調子はすごく良かったし、いくつかパットを決めて、6アンダーか7アンダーで終えられたはずなのに。結果、こうなってしまって、ちょっと後味の悪さが残っているね」。
パー4の6番ホールは、ラフに打ちこんでしまい、パーへの挽回が出来なかった。しかも8番、9番ホールで、さらに状況は悪化した。
パー3の8番ホールでは、ティショットからバンカーに打ち込み、7フィートのパーパットを決めることができなかった。9番ホールでも再びバンカーに入れてしまうと、脱出を試みたショットも、かろうじてグリーンの隅を転がる程度だった。
ドナルドは、「WGCキャデラック選手権」で大会中、誰よりもピンそばにショットを決めていたが、結果は43位タイに終わった。そしてこの苛立つパフォーマンスを今大会でも引きずることとなってしまったのだ。
(先週)「タイガーは50回グリーンオンしていた。僕はというと48回だったんだ」と振り返る。
大きな違いは、4日間ともTPCブルーモンスターの手ごわい18番ホールでダブルボギーを叩いたことだろう。
ドナルドは、「18番は厳しいホールだ。初日、2日目といくつかダブルボギーを叩いたものだから、少し頭から離れないようになっていた。そういう(悪い)イメージを断ち切ることができなかった。だけど、あのホール以外は良いゴルフが出来たと思っているよ」と語った。