2013年 ファーマーズ・インシュランスオープン

増税によりミケルソンが「思い切った変化」を検討中

2013/01/22 17:07

カリフォルニア州ラ・キンタ(AP通信)

フィル・ミケルソンは、連邦政府とカリフォルニア州の増税が元で、思いきった変化をする予定だと語った。

ミケルソンは、日曜日の「ヒュマナチャレンジ」最終日を終えた後、「とても興味深いシーズンオフだったよ」と語った。「そして思い切った変化を起こさなければいけないと思っている。早まったことをするつもりはないし、すぐにとも思っていない。だけど思い切ったことをしようと思っている」。

42歳のミケルソンは、故郷であるサンディエゴ地方のトーレパインズでスタートする「ファーマーズ・インシュアランスオープン」が開幕する木曜日を前に、自身のプランについて説明するようだ。「カリフォルニアを離れる可能性があり、ゴルフから引退する可能性すらあるよ」。

「まだどうするかしっかりと決めたわけではない。おそらく、来週にはもう少し詳しく話をすることができると思う。早まったことはするつもりはないけど、何かが起こるとは思う。何か劇的な変化が起こるとは思っている、思いがけず政府とカリフォルニア州双方からのターゲットとなってしまったのでね。今は僕にとって状況が良くない。だから、何か思い切ったことをしたいと思っているんだ」。

11月に、カリフォルニア州の有権者達は住民投票事項30番を承認していた。これは2004年以来、初めての州全体での増税なのだ。ミケルソンはランチョサンタフェに住んでいる。「連邦税や労災保険、雇用保険、社会保障や州税を加えたら、私の納税率は62~63パーセントになってしまう。だから何か行動を起こすという決断をせざるを得ない」。

昨年、ミケルソンはサンディエゴパドレスのオーナーシップに参加するという話が広まった。パドレスは8億ドルで8月に売りに出されたメジャーリーグの球団である。彼は日曜日に、増税とパドレスの契約に際して、何か相互関係はあったのか?という質問を受けた。

「もちろんだよ」とミケルソンは答えた。

そしてその後、なぜ詳細情報を開示するまでに時間がかかるのかを説明した。

「おそらくメディアセンターにいることになると思う。そしてもう少しオープンになると思う。なぜならサンディエゴはたくさんの出来事がある場所で、住んでいる場所だし、パドレスのオーナーになる可能性が起こった場所だし、そして家族がいる場所だから。そしてここパームスプリングスでの18ホール直後に語るよりも、いいんじゃないかと思っている」とミケルソンは言った。

ミケルソンは日曜日に「66」というスコア。17アンダーの37位タイで自身の今季開幕戦を終えた。「開幕戦は、まだキレが無かった。完璧な天気と素晴らしいゴルフコースのおかげで、良い調整が出来たと思う。素晴らしい4日間だったし、勢いも出てきた。サンディエゴに向けて自身が湧いてきた」とミケルソン。

今大会(ヒュマナチャレンジ)は、彼にとって昨年11月に中国で開催された世界ゴルフ選手権「WGC HSBCチャンピオンズ」以来。ゴルフ殿堂入りしているミケルソンは、現在PGAツアーで40勝をあげている。

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