2013年 ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション

何があってもホフマンは勝者

2013/01/20 16:29

By Helen Ross PGATOUR.COM

2位で迎える最終日。主催パーティに素晴らしい朗報を届けることができるか (Getty Images)

チャーリー・ホフマンは遅刻の心配はしていない。

ホフマンと妻のステイシー主催による2日間のチャリティベントがサンディエゴで開催される。これはチャーリー・ホフマン基金へ募金をするためのものだが、チャリティは日曜日午後6時のディナーに始まり、翌日のトーレパインズ ノースコースでのプロアマ戦へと続くもの。

しかしホフマンは「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」の最終日を、首位スコット・スターリングスに5打差の2位タイからスタート予定。砂漠でのデビュー戦となった2007年の大会でホフマンは、プレーオフの末にジョン・ロリンズを破り、優勝している。

「最悪でも、僕抜きで始まっているパーティーに数分遅れて到着できたらと思っている」。ホフマンは、大会終了時刻からパーティー開始までに3時間あることを認識している。「僕が少し遅れても寄付金は集まる。願わくは、何かのお祝い事ができればいいね」。

ホフマンが優勝すれば、到着遅れは数分では済まないだろう。しかし、日曜日にパーマープライベート・コースで何が起こったとしても、ホフマン夫妻は基金が100万ドルの寄付を行うことに誇りを持つことになる。2日間のイベントでの収益は、嚢胞性繊維症財団とサンディエゴジュニアゴルフ協会へ寄付されるのだ。

ホフマンは「土曜日の夜の仕事は、プロ選手仲間に携帯メールで、月曜のイベントでの集合時間を連絡すること」と言っている。夫婦はイベントの運営管理をサポートする人を雇用したが、過去3年間、砂漠の大会で予選落ちのホフマンは、それが今週の好成績に繋がっていると感じているようだ。

「運営を任せることができて、とてもよかったよ、ゴルフに集中することができるからね。だけど、僕と妻がサンディエゴで素晴らしいイベントを開催して寄付金を集めるのは、本当に重要なことなんだ」とホフマンは言う。

ホフマンにとって2013年開幕戦となるヒュマナチャレンジは木曜日「65」で幕を開け、続く2日目と3日目は共に「67」。パットランキングで5位タイ、フェアウェイキープは41回中29回、パーオンは54回中39回成功という成績。

「パターの感触が良ければ、大抵上位に食い込むことができる。今週はいい調子なので、もう1日継続したい」 とホフマンは言った。

社交的な性格のホフマンはプロアマ形式による序盤3日間のラウンドを楽しんでいた。「プロアマ交流しながらのプレーは、本当に楽しかった。初対面の方々もいたが、プロアマ混合でのプレーを楽しむことができたよ」。

「明日は自分にもチャンスがある、一度勝っているからね」。

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