2018年 ザ・CJカップ

「楽しみにしていた」松山英樹が韓国・ナインブリッジに初登場

2018/10/17 17:58
今週は大学の後輩プロ・早藤将太がキャディを務める

◇米国男子◇ザ・CJカップ@ナインブリッジ 事前情報(17日)◇ナインブリッジ(韓国)◇7196yd(パー72)

4週間前に昨シーズンを締めくくった松山英樹の新しいシーズンが、韓国・済州島で幕を開ける。前週は予定していたマレーシアでの「CIMBクラシック」を右手首の違和感のために欠場した。「まだ100%ではないけど、試合には影響がないと思っている」という状態ながら、記者会見では初出場となる大会への意気込みを語った。

「韓国に来るのは3回目でプレジデンツカップ(15年)以来だけど、すごく楽しみにしていた試合。来られてよかったと思う」と笑顔をみせた松山。昨季終盤の4戦で2度のトップ10入りを果たし、「今シーズンに向けての良いきっかけになった」と勢いを持ったままアジアへと乗り込んできた。「今週、来週でさらに勢いをつけられるように頑張りたい」と続けた。

コースは米ゴルフマガジン誌が2年に一度選出する「世界のトップ100ゴルフコース」に2013年に韓国で初選出(45位)されるなど、評判は高い。松山は「ブラインドホールが多くて、きょうは風もすごく強くてタフな印象。しっかりとショットを良いポジションに置いていきたい」と警戒した。

今週は韓国、次週は中国での「WGC HSBCチャンピオンズ」と2連戦を予定している。「今週、来週でどういうゴルフができるかによって、またいろんな課題が出てくると思う。優勝はしたいけど、まずは自分の課題というものをしっかりと克服できるようにしたい」という。風が強く吹くことで有名な済州島で、松山のショット力が問われそうだ。(韓国・済州島/今岡涼太)

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