2018年 全米プロゴルフ選手権

池田勇太は1日27ホールでバーディなし「アマチュアでも…」

2018/08/12 11:22
グリーン上で天を仰ぐ池田勇太

◇メジャー最終戦◇全米プロゴルフ選手権 3日目(11日)◇ベルリーブCC(ミズーリ州)◇7316yd(パー70)

池田勇太は通算2アンダーの45位タイで3日目を終えた。前日第2ラウンドの未消化分からプレーしたこの日は、計27ホールでバーディがゼロ。グリーン上で悩ましい日々が続き、大きくため息をついた。

打てども、打てども入らない。午前7時に第2ラウンドの後半1番からプレーを再開した池田は、521ydと長い4番でボギーをたたいてから挽回できなかった。「69」でまとめた後の第3ラウンドは「71」。前半5番のボギー以外はすべてパーだった。

「風にちょっと悩まされた部分はあります。セカンドの距離が合わなかった」とショットにも苦しんだが、停滞はパッティングの不振に尽きる。「27ホールでひとつもバーディが獲れないんじゃアマチュアと同じ。アマチュアでも27ホールあれば獲れるかな…」と嘆いた。

「ボギーは打ってもいいんですよ、バーディを獲れれば。パーで喜んでいたらプロじゃない」。スコアを動かせなければ、観ている人を喜ばせることができない。何しろプレーしている本人がつまらない。「あきれます。自分にね。気持ち良くプレーしたいです。最後に」。ロースコアで締めくくりたい。(ミズーリ州セントルイス/桂川洋一)

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