米国男子ツアー

「早打ちマック」グリーン氏が71歳で死去 2007年に世界殿堂入り

2018/06/21 20:18
71歳で亡くなったヒューバート・グリーン(Al Messerschmidt/Getty Images)

「早打ちマック」の異名で知られた米ツアー19勝のヒューバート・グリーン氏が19日、咽頭癌(いんとうがん)からの合併症のため死去した。享年71歳。米メディアが報じた。

1946年にアラバマ州で生まれたグリーン氏は69年にプロ転向。速いテンポで打つ独特のスイングが人気で、77年にはラウンド中に殺害予告を受けたものの、メジャー「全米オープン」を制した。国内男子ツアーでも75年の「ダンロップフェニックス」、85年の「カシオワールドオープン」で優勝した。

2003年春にがんが見つかり、放射線治療などを行っていた。07年にはこれまでの功績を称えられ、世界ゴルフ殿堂入りを果たした。