2018年 マスターズ

池田勇太の苦悩は続く「なんとも言いようがない感じ」

2018/04/08 01:18
苦悩のときが続く池田勇太

◇メジャー第1戦◇マスターズ 2日目(6日)◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7435ヤード(パー72)

胸に去来するのは悔しさなのか、無念さなのか、はたまた空しさなのか。オーガスタの2日間を「76」「77」の通算9オーバーで終えた池田勇太は、ポツリ、ポツリと言葉を吐いた。

「結果としては思うようにいかなかった。これが現実ですね」

練習場で良い感覚をつかんだと思っても、コースに出たらうまくいかない。それが、ここ数カ月続いている。オーガスタに来ても、その状況は変わらなかった。

「ショットもパットも、何もかも課題はいっぱいあると思うし、それをどう試合で表現するかっていうところに持っていかないといけない。やることはもう死ぬほどいっぱいあると思います」

これは、成長するために乗り越えるべき時期なのか?

「うーん、どうなんですかね。まあなんか、なんとも言いようがない感じです」

「マスターズ」は4度目の出場で、3回連続の予選落ち。米ツアーでも4戦連続の予選落ち(マッチプレーを含む)。次週の予定を聞かれても、「どうしようかなという感じですね」と心はどこかをさまよったままだった。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)

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