マスターズ有力 宮里優作「首を長くして待つ」

来年のメジャー初戦「マスターズ」出場権を得られる年末時点での世界ランキング50位入りが有力視される宮里優作は21日（木）、「本当にそうなのか確信がない。招待状が届かないと喜べないし、首を長くして待ちますよ」と語った。

宮里は前週のアジアンツアー「インドネシアマスターズ」で単独4位に入り、6ランクアップの52位に浮上。年内の50位入りへ望みをつないで帰国の途についた。当初は同大会の3位以内で確定とされていたため、ホールアウト時には「ダメだと思った」というが、待ち受けていたのはアジアンツアーの関係者による“おめでとう”という祝福の言葉だった。

2017年の最終ランクは10日後の「31日付」となるが、海外メディアの報道によると、選手個々のポイント増減の差分により宮里の年内50位入りが見込まれている。「あまり喜ばず、1月からのトーナメントに向けて意識していきたい」と表情を引き締めた。

この日は、都内で開かれた日本ゴルフトーナメント振興協会が選考する新人賞の表彰式に出席した。

宮里の2018年初戦は1月11日に開幕する米国ツアー「ソニーオープンinハワイ」を予定。翌週から日本ツアーのアジアシリーズ2連戦、さらに欧州ツアー2連戦と、5週連続で世界を転戦する。（編集部・塚田達也）

＜宮里優作の2018年出場予定＞
・1月11日～ 「ソニーオープンinハワイ」（米）
・1月19日～ 「SMBCシンガポールオープン」（日亜）
・1月26日～ 「レオパレス21ミャンマーオープン」（日亜）
・2月1日～ 「メイバンク選手権」（欧）
・2月8日～ 「ISPS HANDA ワールドスーパー6パース」（欧）
・3月1日～ 「WGCメキシコ選手権」
・3月21日～ 「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」（世界ランク上位64人）
・4月5日～ 「マスターズ」（？）