米国男子ツアー

石川遼は33位 来季出場権の行方は最終戦へ/入れ替え戦

2017/09/25 06:15
石川遼の来季出場権の行方は最終戦の結果次第となった(Matt Sullivan/Getty Images)

◇米国男子下部・入れ替え戦第3戦◇DAP選手権 最終日(24日)◇カンタベリーGC(オハイオ州)◇パー70

石川遼は来季のPGAツアー出場権をかけた入れ替え戦第3戦を33位タイで終えた。1アンダーで迎えた最終ラウンドは2バーディ、3ボギーの「71」。通算イーブンパーで前日の35位から順位をわずかに上げたが、来季出場権獲得の行方は次週の最終戦「ウェブドットコムツアー選手権」(フロリダ州アトランティックビーチGC)に持ち越された。

石川は前半アウトで2ボギーと後退した後、11番(パー3)から2連続バーディを決めた。終盤17番(パー3)の第1打でグリーンを外し、この日3つ目のボギーをたたいた。

ニコラス・リンドハイムがロブ・オッペンハイム、チェソン・ハドリーとの三つどもえのプレーオフを制して優勝した。

前週の第2戦「アルバートソンズ・ボイジーオープン」を終えて、石川は来季の出場権獲得圏となる賞金ランキング16位(すでに出場権を持つ下部ツアー賞金ランク上位25人を除く)につけていたが、22位に後退した。全4戦のランキングで25位以内をキープする必要がある。

<入れ替え戦4試合には、主に以下の選手が参戦>
(1)今季下部ツアーの賞金ランク上位75人
(2)レギュラーツアーのフェデックスカップポイントランク126位~200位の選手(石川は175位)
(3)ツアー外メンバーで(2)と同等のポイントを積み上げた選手
※(1)のうち上位25人は既に来季のレギュラーツアー出場権を手にしており、石川は4試合の賞金ランクで残り25枠の権利を争う。上位のランクで終えた選手ほど、来季の出場優先順位が高くなる。