2017年 ザ・プレジデンツカップ

谷原秀人&池田勇太は選ばれず グリジョ&ラヒリが世界選抜入り

2017/09/07 07:52
N.プライス主将の構想から漏れ、初の世界選抜入りはならなかった谷原秀人 ※撮影は2017年「WGCブリヂストン招待」

◇世界選抜VS米国選抜対抗戦◇ザ・プレジデンツカップ 事前情報◇リバティーナショナルGC(ニュージャージー州)

今月28日(木)に開幕する2年に1度の世界選抜(欧州を除く)と米国選抜の対抗戦「ザ・プレジデンツカップ」について、両軍のキャプテンが6日(水)、各チーム2人の主将推薦選手を発表した。世界選抜のニック・プライス(ジンバブエ)はエミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)とアニルバン・ラヒリ(インド)を指名した。

両軍12人で争われる対抗戦は4日(月)までに、各チーム10人は独自のランキングから自動選出。世界選抜のプライス主将は残り2枠をいずれもPGAツアー選手から選んだ。ランキングで11番目にいた初選出のグリジョについては「彼はたくさんバーディを獲れるタイプの選手で、ツアーで優勝できる力を証明してきた」とコメント。24歳ながらツアー1勝を挙げている実績にも納得した。

ラヒリは前回2015年大会に続く出場。ランキングでは16番目で「何人かの人にとってはサプライズかもしれない」とプライス。「しかし副キャプテンたちも私も、プレジデンツカップの重圧を経験した選手がチームには必要だと感じている」とし、自動選出でジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、キム・シウー(韓国)、アダム・ハドウィン(カナダ)の初出場が決まっていたこと、さらにグリジョを加えたことを懸念。ラヒリの経験を重要視した。

日本の谷原秀人はランキング12番目、池田勇太も13番目につけていたが、初の選抜入りはならなかった。すでにランキングトップで松山英樹が3大会連続の出場を決めており、ダブルス戦で日本人タッグの結成も期待されていた。

米国選抜のスティーブ・ストリッカー主将はベテランのチャーリー・ホフマンフィル・ミケルソンを選んだ。ミケルソンは1994年の第1回大会から12大会連続の出場。欧州選抜との対抗戦「ライダーカップ」を含めると、23大会連続での選抜入りとなる。

【世界選抜メンバー】
松山英樹ジェイソン・デイ(オーストラリア)、アダム・スコット(オーストラリア)、ルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、シャール・シュワルツェル(南アフリカ)、マーク・レイシュマン(オーストラリア)、ブランデン・グレース(南アフリカ)、ジョナサン・ベガス(ベネズエラ)、キム・シウー(韓国)、アダム・ハドウィン(カナダ)、エミリアノ・グリジョ(アルゼンチン)、アニルバン・ラヒリ(インド)
※キャプテン/ニック・プライス(ジンバブエ)、副キャプテン/アーニー・エルス(南アフリカ)、トニー・ジョンストン(ジンバブエ)、ジェフ・オギルビー(オーストラリア)、マイク・ウィア(カナダ)

【米国選抜メンバー】
ダスティン・ジョンソンジョーダン・スピースジャスティン・トーマスリッキー・ファウラーダニエル・バーガーブルックス・ケプカケビン・キズナーパトリック・リードマット・クーチャーケビン・チャッペルチャーリー・ホフマンフィル・ミケルソン
※キャプテン/スティーブ・ストリッカー、副キャプテン/フレッド・カプルスデービス・ラブIIIタイガー・ウッズジム・フューリック

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