2017年 全米オープン

長女の卒業式出席のミケルソンが欠場 中断の願い叶わず

2017/06/15 22:30
愛娘の卒業式を優先し、欠場を申し出たフィル・ミケルソン(Marianna Massey/Getty Images) ※撮影は2017年「フェデックスセントジュードクラシック」

◇海外メジャー第2戦◇全米オープン 初日(15日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇7741yd(パー72)

優勝すればキャリアグランドスラム達成となる「全米オープン」初日スタートを前に、フィル・ミケルソンが欠場を申し出た。ミケルソンは同日午前から行われる長女・アマンダさんの高校の卒業式に出席後、悪天候などによる中断を挟めば午後2時20分のスタートに間に合う算段だったが、その可能性がないと判断したようだ。

米スポーツ専門局ESPNによると、ミケルソンの「全米オープン」欠場は予選会を通過できなかった1993年以来のこと。ミケルソンの代わりには、予選会で補欠に入っていたメキシコのロベルト・ディアスが入った。

ミケルソンはかねてから娘の卒業式出席を優先する意向を示していたが、直前までエントリーを取り消さず、最後まで出場の機会をうかがっていた。13年にはアマンダさんの中学校の卒業式に出席後、大会初日の朝に現地入りし、第1ラウンドをスタートしたことがあった。

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