2017年 RBCヘリテージ

池田勇太はパットに苦労 69位で最終日へ

2017/04/16 07:36
パッティングに泣いた池田勇太は順位を落として最終日へ

◇米国男子◇RBCヘリテージ 3日目(15日)◇ハーバータウンGL(サウスカロライナ州)◇7099yd(パー71)

池田勇太は1アンダーの63位で迎えた決勝ラウンドで3バーディ、4ボギーの「72」。「パッティングがほとんど決められなかったのがスコアに出た」とグリーン上での勝負に泣かされ続け、通算イーブンパーの69位に後退した。

人もまばらな午前8時29分のスタートとなった池田は、1番から第2打をピンそば1mに絡めてバーディ発進。7番(パー3)ではあとわずかでホールインワンというショットを披露し、通算2アンダーとしたが、その後は再三のチャンスを決めきれなかった。

8番では5m、9番4m、10番は2mのバーディパットがカップに収まらず、勢いを作れない。3Wで第1打を右の林に曲げた12番でどうにか2mのパーパットを打ったが、これもカップをなめた。後半9ホールで実に17パット。「バーディもパー(パット)も含めて、10個以上外している。これじゃ話になんない」と厳しく自己評価した。

前日落ち込み気味だった体のコンディションと、ショットの調子は「かなり良いと思います」といっただけに、悔しさが全身に残る。

「(グリーン上に)芽はもちろんある。芽とラインの感じがまったく合わなかったかなという感じ。付いたラインが(悪かった)、といえばそれしかないが…。傾斜とラインがそろったところに(ショットが)つけば楽なんですけど。入ったと思うのが、入らなかったりした」。今季初の決勝ラウンドを、納得した形で締めくくりたい。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッドアイランド/桂川洋一)

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