好調のカギは1インチ短い1W ファウラーが4打差首位
2017/02/26 11:31
◇米国男子◇ザ・ホンダクラシック 3日目(25日)◇PGAナショナル・チャンピオンコース(フロリダ州)◇7140yd(パー70)
これまでの44.5インチから、今週は同じヘッド(コブラ KING F7+)で43.5インチに短くした1Wで、リッキー・ファウラーが後続に4打差をつけて首位に立った。この3ラウンドのフェアウェイキープ率は31/42で73.8%(8位タイ)。さらに、10番と18番で計測されている平均飛距離でも304.2yd(12位タイ)と堂々上位につけている。
「アイアンは普通のものより半インチ短いし、5Wは40.5インチ、3Wは42インチ。だから、ちょうど1.5インチ長い43.5インチは良い流れだろうと思っていたんだ。実際に使ってみるまでは分からなかったけど…」。3週前の「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」に出場した後、今大会まで2週間のオフを挟んだ。その期間を1Wの調整に費やしたという。
「初めて43.5インチを握ったときは、少し違和感があったんだ。だから、何日か44インチの物を使ってから、43.5インチを握ってみた。そうして、ようやく普通に感じたんだ。今は良い感じだよ。完璧かどうかは分からないけど、でも今週はばっちりだね」
「自分は背が低いから、普通の長さに見えるかもしれないけどね」と、身長175cmのファウラーは笑う。「でも、感触は最高だよ」。(フロリダ州パームビーチガーデンズ/今岡涼太)