パーマーを失った大会 4人のプロがホスト役に就任

昨年9月に死去したアーノルド・パーマーがホスト役を務めていた「アーノルド・パーマー招待byマスターカード」（3月16日開幕）の新たなホスト役として、ピーター・ジェイコブソン、グレーム・マクドウェル（北アイルランド）、アニカ・ソレンスタム（スウェーデン）、カーティス・ストレンジの4選手が決まった。

パーマーと家族ぐるみの親交があった米初代国土安全保障長官トム・リッジ氏とともに、生前にパーマーがこなしていた役割――選手やゲストを出迎え、プロアマ・パーティを主催し、日曜日の表彰式で優勝トロフィーを贈呈するなど――を引き継ぐ。パーマーの功績を称える開幕前日のセレモニーにも参加する。

大会期間中は、パーマーが愛用していたゴルフカートが、16番グリーンを見下ろす場所に展示される。彼が好んで、選手たちを見守っていた場所だ。コース内にはパーマーの偉業を書き記したサインボードとフォトスポットが新設され、訪れたギャラリーたちがレジェンドの足跡をたどれるようにする計画という。2017年は偉大なホストを失って最初の大会となるが、パーマーの存在感はこれまで以上に身近に感じられることになりそうだ。