2016年 ISPSハンダW杯ゴルフ

青木功会長が現地視察「遼は遠慮がちなのかな」

2016/11/25 17:01
JGTOの青木会長は日本チームのプレーを鋭い眼差しで見ていた

◇国・地域別対抗戦◇ISPSハンダ ゴルフワールドカップ 2日目(25日)◇キングストン・ヒースGC(オーストラリア)◇7111yd(パー72)

日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長が当地を訪れ、松山英樹石川遼の日本代表チームを激励した。大会2日目のスタート前に対面。各ツアー関係者との会合前には、チームに帯同しロープ際から視線を送った。

松山と石川の日本チームはフォアボール形式(それぞれのボールをプレーし、ホールごとに良い方のスコアを採用)のダブルス・ストロークプレーで、この日7バーディ「65」。10位から通算6アンダーの8位タイに順位を上げた。気温13℃の寒さに青木会長は「オーストラリアって、こんなに寒かったっけ?まあ、今の時期に来たのは初めてなんだけど」と驚きつつ、「ふたりは頑張っているね。(逆転へ)ちょうど良いところじゃない?きょうは少し噛み合った方じゃないか」と納得の顔を見せた。

日本のレジェンドも「フォアサム形式が一番難しい」と3日目は再び忍耐を強いられる展開を予想。「あしたもう1回我慢して、1アンダー、2アンダーと出せれば面白い」とコメント。日本が誇るゴルファーがそろった顔ぶれに「遼は腰を痛めていたから、遠慮がちなのかな。でも日本でも勝っている。松山も勝っている。良い意味で闘争心を持ってやっている。あしたに期待しましょう」と目を細めた。(オーストラリア・メルボルン/桂川洋一)

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