2016年 全英オープン

ジョーダン・スピースが五輪辞退 金庚泰とデュビッソンも

2016/07/12 07:08
米国2人目の辞退者となった世界ランク3位のJ.スピース

世界ランクに基づいた8月「リオデジャネイロ五輪」の出場有資格者が確定した11日に、世界ランク3位で米国代表1番手だったジョーダン・スピースの出場辞退が明らかになった。今週開幕する「全英オープン」の会場で国際ゴルフ連盟(IGF)が発表した。スピースはあす12日に予定されている会見の席で経緯を説明する見込み。

会見では、スピースのほかにキム・キョンテ(同41位/韓国2番手)とビクトル・デュビッソン(同78位/フランス1番手)の辞退も公表。また、日本でプレーするアンジェロ・キュー(同320位/フィリピン2番手)も辞退の意向を示していることが分かった。

出場辞退選手を反映してGDO編集部が作成した7月11日時点の“五輪ランク”(1)

米国は8日に世界ランク2位のダスティン・ジョンソンが辞退を表明。同5位のバッバ・ワトソン、同7位のリッキー・ファウラーは出場意思を示しており、出場資格は同13位のパトリック・リード、同15位のマット・クーチャーまで繰り下がった。

IGFエグゼクティブディレクターのアンソニー・スキャンロン氏は、資格確定日を過ぎても止まらないトップ選手の相次ぐ辞退を受け、「リスクが多い特別な状況であることは理解しようとしている。出場可否については選手の意向を尊重するしかない」と述べた。(スコットランド・トルーン/塚田達也)

出場辞退選手を反映してGDO編集部が作成した7月11日時点の“五輪ランク”(2)
出場辞退選手を反映してGDO編集部が作成した7月11日時点の“五輪ランク”(3・完)

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