松山英樹 開幕2日前はアプローチを猛練習
2016/05/11 10:41
米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」は12日(木)からフロリダ州のTPCソーグラスで行われる。前週「ウェルズファーゴ選手権」を11位で終えた松山英樹は、開幕2日前の10日(火)にコースに入り、調整を開始した。
正午まえに姿を見せた松山は、時間の多くをショートゲームの練習に割いた。前週、レベルアップの必要性を再認識したアプローチショット。クラブセッティングについては「(モデル、ロフトなどを)替えることは特に考えていない」と、愛用するウェッジを振り続けた。
ラウンドに出たのは午後3時過ぎ。イン9ホールをチェックし、グリーン上では長方形のグリップが挿されたセンターシャフトのネオマレット型パターを使うシーンも。試合用ではなく、ストロークの矯正用と見られる。せり上がっている砲台グリーンも複数あり、刈り込んだ芝からのチップショットではクッションの入れ方にも気を遣いそうだ。
約2時間のプレーを終えると、その後は再びアプローチグリーンへ。午後6時過ぎまで練習を続けた。
大会3度目の出場となる松山は、予選ラウンドでルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)、グレーム・マクドウェル(北アイルランド)と同組でプレーする。(フロリダ州ジャクソンビル/桂川洋一)