2016年 全米オープン

復帰間近?タイガー・ウッズが8カ月ぶりにラウンド

2016/04/27 10:30
復帰も間近?自身の設計コースで8カ月ぶりのラウンドをこなしたタイガー・ウッズ ※2015年「ウィンダム選手権」撮影

腰痛で戦線離脱しているタイガー・ウッズが25日(月)、自身が設計したゴルフコース、テキサス州ブルージャックのオープニングイベントでラウンドした。同日には6月16日開幕のメジャー第2戦「全米オープン」(ペンシルベニア州オークモントCC)への出場エントリーを済ませたことが明らかになったが、復帰時期はいまだ不透明だ。

ウッズが公でプレーしたのは自身が最後にツアーに出場した昨年8月の「ウィンダム選手権」以来。イベントのオープニングセレモニーでティショットを放ったあと、親交の深いマーク・オメーラとともに5ホールをプレーした。

米スポーツ専門局ESPNに語ったところによると「きょうまでこんな風にプレーしたことはなかった。メダリスト(フロリダにあるウッズの現在のホームコース)に戻ったらプレーしているんだろうと言う人もいるだろうが、本当にウィンダム(昨年8月)以来だ。長かったね」と、8カ月ぶりのラウンドを楽しんだ様子。昨年の手術からの回復を喜び「長い道のりだ。子どもたちとサッカーをしたり、こうやってプレーしたり、普通の生活をしたりと、5カ月前はこうはいかなかった」と話した。

一部米メディアでは次週の「ウェルズファーゴ選手権」などでのツアー復帰報道が流れたが、依然としてフルスイングができない状態だという。日に日に状態は上向いているが「復帰する日は設定していない。それを口にするのは負担になる」とした。

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