マスターズ王者がPGAツアーメンバーに 5年シード権も獲得

PGAツアーは18日（米国時間）、今季の海外メジャー初戦「マスターズ」を制したダニー・ウィレット（イングランド）がPGAツアーにメンバー登録したことを発表した。ウィレットは2008年のプロ転向後、欧州ツアーを主戦場としていたが、これにより2020-21シーズンまでPGAツアーの5年シード（優先出場権）を獲得した。

ウィレットは優勝したマスターズ以外に今季PGAツアー（前週まで24試合）に4試合出場にしていたが、この登録によって3月に出場した「バルスバー選手権」22位の成績もフェデックスカップポイントへの加算が認められることとなり、計644ポイントで同ランク27位となった。pgatour.comによると、3位に2度入っている世界ゴルフ選手権（WGC）シリーズのポイントは、ツアー規定によって遡って加算されない。

PGAツアーでは、メンバーにだけシードを認めており、ノンメンバーだと最大7試合の主催者推薦出場と世界ランクなどでの出場に限られる。8月「ウィンダム選手権」終了時点で同ランク125位までがプレーオフに進出する。