2016年 マスターズ

世界1位のジェイソン・デイ、終盤4ホールで5打失う

2016/04/08 11:21
険しい表情でラインを読むジェイソン・デイ(Harry How/Getty Images)

首位を走るジョーダン・スピースに迫る勢いを見せていたジェイソン・デイ(オーストラリア)が、突然リーダーボードから姿を消した。海外メジャー今季初戦の「マスターズ」初日、世界ランク1位のデイは14番を終えて5アンダーとしていたが、残り4ホールで5打落とし、貯金をすべて吐き出してイーブンパーの21位タイでホールアウトした。

15番(パー5)で3パットのボギーとしたデイは、続く16番(パー3)でティショットを池に落とし、3オン3パットのトリプルボギー。さらに17番もボギーとした。

「このコースでは、間違った場所に外すとパーを拾うことがとても難しくなる。不幸にも、15番以降は見事にその場所にはまってしまった」とデイ。「でも、悪かったのは(ボギー以上を打った)4ホールだけ。その他はすごく良いプレーができていた」と顔を上げた。

天気予報では2日目、3日目も引き続き、強い風が吹く。「金、土とロースコアが続くとは思えないので、辛抱強く、少しずつ上位に近づいていければと思う。今日のことは忘れて、明日からのラウンドに集中したい」。残り54ホールでの巻き返しを誓った。(ジョージア州オーガスタ/今岡涼太)

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