タイガー・ウッズがマスターズ欠場へ プロ生活2度目「身体の準備できず」
2016/04/02 09:42
タイガー・ウッズは1日、今季メジャー初戦「マスターズ」(7日開幕)に出場しない意向を自身の公式サイトで表明した。
「現時点での自身の背中の状況を見極め、医療チームと相談した結果、今年のマスターズに出場しないことが賢明だという決断を下した」とウッズ。
「毎日球を打ち、トレーニングを行っているが、まだ身体的な準備できていない。ずっと言い続けてきたように、今は慎重に、長期的視野で健康と自身のキャリアにとって最善と思われることをする必要がある。残念ながら、来週オーガスタをプレーすることは、正しい判断ではないだろう。確実に進歩はしていて、ここまで来られたことを喜んでいるが、現時点では競技に戻る明確な予定はない」と続けた。
ウッズは2015年10月に3度目となる腰の手術を行った。最後にPGAツアーに出場したのは同年8月の「ウィンダム選手権」。マスターズ出場20回で4勝を誇るウッズが、プロ転向後に同大会を欠場するのは、14年以来で2度目となる。
それでも「(火曜日に行われる)チャンピンズディナーには参加する予定で、多くの古い友人たちにも会うつもりだ」と、オーガスタに来場することを予告した。