石川遼、プレーオフ2戦目進出の可能性は？

米国男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」3日目を、5バーディ、3ボギーの「68」（パー70）で回った石川遼は、通算イーブンパーへスコアを伸ばし46位へと浮上した。仮にこのままの順位で終わった場合、石川のフェデックスカップランキングは113位となり、上位100人という次戦「ドイツバンク選手権」の出場枠には届かない。

全4戦で争われるプレーオフシリーズは、初戦の125人から徐々に出場人数が絞られていく。2戦目は100人、3戦目は70人、最終戦は30人という具合だ。

プレーオフシリーズに124位で滑り込んだ石川は、次戦に出場するためにはポイントを稼いで100位以内にランクを上げる必要がある。PGAツアーによると、100位以内に入るための想定ポイントは632点とされている。現在、458ポイントの石川がそのポイントに到達するには、27位（176ポイント）以上というのが目安になる。

「内容的には初日より今日の2アンダーの方が手応えがあった。修正したいこともできているし、明日は面白いかなと思う。とにかくベストを尽くしたい」。3日目を終えて、3アンダーの選手が26位タイ。イーブンパーから3つ、4つ伸ばせれば次週ボストン行きの可能性はある。（ニュージャージー州エジソン／今岡涼太）