2015年 ザ・バークレイズ

またも滑り込みで…石川遼が予選突破

2015/08/29 09:55
先に見えるのは…カットライン上で予選を突破。ギリギリなら任せておけ!?

米国男子ツアーのプレーオフシリーズ初戦「ザ・バークレイズ」2日目を終えた石川遼は、通算2オーバーのカットライン上で予選を突破した。初日の2アンダー18位から、2日目は2バーディ、6ボギーの「74」と大きくスコアを落としたが、ギリギリ64位で踏みとどまった。

上位争いから、まさかまさかの展開だった。「体にうまく力が入らないというか、朝から体調がおかしかった」というこの日、石川はパッティングに苦戦した。序盤から「タッチが全然合わなかった」と7番、11番で3パットとするなど、14番までに5ボギーの大ブレーキ。一気に予選通過圏外まで落ちた。

15番で2mのバーディパットを沈めて2オーバー。だが、直後の16番(パー5)でボギーとして3オーバー。再び17番でバーディを取り返して2オーバー。カットラインの上下の行き来を繰り返した。

それでも、最終18番をパーで終え、なんとか予選は突破した。次なる目標はプレーオフ第2戦進出となるフェデックスカップランキング100位以内だ。前週終了時点で124位。「届くところにあれば、100位に入って次というのが目標になる。今の段階では2日間良いプレーを続ければ入れると思うので、そこですね」。ギリギリでも通れば良いのだ。(ニュージャージー州エジソン/今岡涼太)

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