2015年 ウィンダム選手権

厳戒態勢の中、ウッズ初参戦に沸くウィンダム

2015/08/20 08:31
数人のガードマンが帯同する厳戒態勢の中、笑顔でプロアマ戦をプレーするタイガー・ウッズ

米国男子ツアーのレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」に初出場のタイガー・ウッズは開幕前日の19日、プロアマ戦に出場して18ホールをラウンド。午前7時のトップスタートながら多くのギャラリーが後に続き、早朝のコースに“タイガー!”の歓声が響き渡った。

前日の火曜日も、ウッズが入っていったナイキのツアーバンの前には大勢のファンとテレビクルー、そして6、7人のガードマンが警備を担当。この日のプロアマ戦でも、数人のガードマンが帯同する厳戒態勢が敷かれる中でのプレーとなった。

火曜日には多くの報道陣とガードマンがナイキのツアーバンの前を固める風景も・・・

今週を前にフェデックスランク187位と低迷が続くウッズ。初出場の今大会で目指すのは、次週からスタートするプレーオフシリーズへの2年ぶりの出場だ。プレーオフ進出条件である同125位以上を満たすには、最低でも253ポイント以上、順位にして単独2位以上の成績が求められる。

当初は、90位で予選落ちに終わった前週の「全米プロゴルフ選手権」でシーズンを終えるとも報じられていたが、ウッズは一転して出場を表明した。

「まず第一に、体のコンディションが良好だったこと。ウィスリングストレイツ(全米プロ)での戦いを終えても、全ての準備が整っている状態だった。それがプレーオフ出場への意欲を後押ししたんだ」

「もっと連続して試合に出ることへの必要性を感じているし、今週の試合が僕にとって重要な意味を持つ理由でもある。今週で優勝して、プレーオフに進めればいいね」

ウッズはあすの初日、午前7時50分(日本時間の20日午後8時50分)に松山英樹ブルックス・ケプカと同組で10番ティからスタートを切る。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/塚田達也)

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