2015年 全米プロゴルフ選手権

プレーオフ危機のウッズ 86位と出遅れ「パットが最低」

2015/08/14 12:09
風が比較的穏やかな午前組で低調なスタートに終わったT.ウッズ

海外メジャー今季最終戦「全米プロゴルフ選手権」初日。大会4勝を誇るタイガー・ウッズは2バーディ、5ボギー「75」とし、首位と9打差の3オーバー86位と大きく出遅れた。

今週を前にフェデックスカップランク186位におり、2週間後に始まるプレーオフシリーズ進出ラインの同125位ははるかに遠い。圏内に入るには、今週を含めた残り2試合で最低でも279ポイント以上を稼ぐ必要がある。今週の試合で279ポイントを得るには、330ポイントが配分される2位以上の順位が求められる状況だ。

「今日はショットはすばらしかったが、パットは長年続けている中で最低の内容だった」と吐き捨てたウッズ。この日33パット、スコア全体に対するパット貢献度は-2.526とし、出場156人中で143番目の低調な数字だった。

「グリーンの速さをまったく把握できなかった。明日は入ってくれることを望むだけだね」。

2年ぶりのプレーオフ進出へ窮地にいるウッズは、今週の成績によって次週のレギュラーシーズン最終戦「ウィンダム選手権」出場の可能性を示唆。同大会は主にプレーオフ進出をかけた最終決戦の舞台となっており、長くプレーオフの常連だったウッズは1度も出場したことがない。(ウィスコンシン州シボイガン/塚田達也)

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