2015年 全英オープン

松山英樹にお株奪われ…スピースは暫定15位に後退

2015/07/18 07:45
13番ホールを終えてスピースは3バーディ、3ボギーとスコアを伸ばせなかった

スコットランドのセントアンドリュース・オールドコースで開催中の「全英オープン」2日目。悪天候により午前中に約3時間の中断があった影響で、ジョーダン・スピースは、13番まで終えて日没サスペンデッドを余儀なくされた。5アンダーの8位タイから出たが、通算5アンダーのまま暫定15位タイで第2ラウンドのプレーを18日(土)に持ち越した。

前日は開始7番ホールで5バーディを決め、メジャー3連勝への期待を膨らませたスピースだったが、この日は出だしから4連続バーディを決めた同組の松山英樹にスポットライトを奪われた。3番で2mのチャンスを逸するなど得意のパットが振るわない。5番(パー5)で1Wショットをポットバンカーに入れ、3打目でグリーンをとらえたものの、20mから3パットを喫してボギーを先行させた。

すぐに次の5番で第2打をピンそば50㎝につけてバーディ、6番で6mを決めて2連続バーディを取り返したが、8番(パー3)で再びボギー。ショットにも不満で、イライラからキャディバッグを強く手ではたくシーンもあった。

午後10時前に日没サスペンデッドとなり、この日の最終ホールとなった14番(パー5)は2打目でグリーン手前まで運んだところで翌日へのプレー持ち越しを決断。まずは松山を追いかける立場で、長い1日を迎える。(スコットランド・セントアンドリュース/桂川洋一)

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