2015年 ザ・メモリアルトーナメント

アダム・スコット 元エースキャディと名コンビ復活へ

2015/06/04 09:19
ビッグトーナメント限定ながら名コンビが復活!(Dodge/Getty Images) ※画像は13年「ワールドカップ」

2013年の「マスターズ」王者、アダム・スコット(オーストラリア)が、昨季までエースキャディを務めていたスティーブ・ウィリアムス氏と再びコンビを組むことを明らかにした。今季残りのメジャー全3戦「全米オープン」、「全英オープン」、「全米プロゴルフ選手権」のほか、世界選手権シリーズ「WGCブリヂストンインビテーショナル」を2人で戦う。

スコットは2011年に、かつてタイガー・ウッズのキャディだったウィリアムス氏とタッグを結成。「マスターズ」を含め、昨季までに4勝を挙げた。

現在51歳のウィリアムス氏は、2014-15年シーズンを迎えるにあたり、フルシーズンの帯同を固辞。コンビを解消したスコットは、昨年10月の「日本オープンゴルフ選手権競技」から、複数のキャディをスポットで起用しているが、今季米ツアーのトップ10フィニッシュは9試合中で1回にとどまっている。

「スティーブは、2015年はキャディをやらないことを断固として決めていた。彼が助けになってくれて本当にうれしい。僕らは一緒に成功を収めてきたから、また一緒に仕事ができるのが楽しみだ」とスコット。頼もしい相棒を据えてビッグトーナメントでの復調を期す。(オハイオ州ダブリン/桂川洋一)

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