2015年 ザ・プレーヤーズ選手権

3年越しで実現した大会出場 石川遼「テンション上がります!」

2015/05/06 09:13
浮島グリーンの17番で記念撮影。石川遼とキャディのサイモン・クラーク氏

第5のメジャーと呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」に初出場する石川遼は5日(火)、フロリダ州ジャクソンビルにある会場のTPCソーグラスで18ホールの練習ラウンドを行った。

石川にとっては、ようやく実現した出場機会だ。2013年にはウェブドットコムツアーのファイナルでここTPCソーグラスを訪れたが、その時ラウンドしたのは今週使うスタジアムコースではなく、隣接するダイズバレーコース。昨年はウェイティング順1位で、初日に全選手がスタートするまで待機したが、結局出場することはできなかった。

「コンディションも最高だし、雰囲気も素晴らしい。ヨーロッパの選手もいるし、メジャーに近い感じがする。テンションは上がりますね」。大会会場にはすでに大勢のギャラリーが詰めかけており、ラウンド中に何度もギャラリーからサインをねだられたほどだ。

WGCの出場権を得られなかった先週は、同じフロリダ州のオーランドにある拠点に戻って1週間のオフを過ごした。「悔しいから練習する。単純にそれしかない」。その成果を試す場としては願ってもない年間屈指のフィールドだ。

「コースの雰囲気はウェブドットコムのファイナルで回った感じと似ていて、もう少し長くして、広くした感じ。フェアウェイは硬くて転がるけど、グリーンは軟らかい。例年という話は分からないけど、軟らかいですね」。

開幕まであと2日。周囲の熱気にシンクロし始めた意気込みとは別に、刻々と変化する状況の把握に努めている。(フロリダ州ジャクソンビル/今岡涼太)

2015年 ザ・プレーヤーズ選手権