2015年 チューリッヒクラシック

ヤコブソン 3パット回避の新記録は542ホールでストップ

2015/04/25 09:29
継続中だった連続3パット回避記録が542ホールで途絶えたF.ヤコブソン(Todd Warshaw/Getty Images) ※画像は15年「ファーマーズインシュランスオープン」

米国男子ツアー「チューリッヒクラシック」2日目、スウェーデンのフレディ・ヤコブソンはスタートホールの10番で、約12mから3パットのボギーとした。実は、ヤコブソンが3パットを記録したのは約3カ月ぶりのこと。PGAツアー最長を更新中だった偉大な記録、連続3パット回避が542ホールで途絶えた瞬間だった。

ヤコブソンが最後に3パットしたのは、1月23日の「ヒュマナチャレンジ クリントンファウンデーション」2日目の16番までさかのぼる。先週の「RBCヘリテージ」2日目に、それまでルーク・ドナルド(イングランド)が保持していた483ホール連続(ツアーが記録をはじめたのは03年から)を抜き、その後も順調に更新を続けてきたが、この日、ファーストパットを1mほどショートすると、パーパットはカップの横をすり抜けた。

今年、ヤコブソンのストローク・ゲインド・パッティング(パットのスコア貢献率)は0.774でツアー3位。3パット率は0.63%で堂々ツアー1位となっている。

この日、第2ラウンドを終えたヤコブソンは、通算5アンダーで暫定45位につけている。(ルイジアナ州ニューオーリンズ/今岡涼太)

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