米国男子ツアー

ウッズは「マスターズ」で復帰へ 次週の得意大会を欠場

2015/03/14 07:25
次週「アーノルド・パーマーインビテーショナル」の欠場を表明したタイガー・ウッズ ※撮影/ウェイストマネジメント フェニックスOP

不振のためツアーを離脱中のタイガー・ウッズが、次週にフロリダ州のベイヒルクラブ&ロッジで開催される「アーノルド・パーマーインビテーショナル」への欠場を決めた。13日(金)に更新した自身の公式ホームページで発表。過去8勝を挙げている得意大会での復帰は見送られることになった。

ウッズは現状報告と合わせ、4月「マスターズ」に向けて準備を進めていることを明かした。

「今日、僕はアーノルド(パーマー)と話をして、今年の試合には出場できないと伝えた。今は時間をかけて競技への準備を整えている最中で、前に進んでいる。だけど、最高のレベルに達するまではツアーに戻りたくはない。『マスターズ』出場に向けて、ハードワークをこなし続けている」

ウッズは腰と背中の故障により、昨シーズンは14年8月「全米プロゴルフ選手権」を最後にシーズンを終了。治療を経た4カ月後、クリス・コモを新たにコーチに迎え、自身がホストを務めるツアー外競技「ヒーローワールドチャレンジ」から表舞台に戻った。

しかし、2015年に入ると苦しい試合の連続。自身初戦の2月「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」では、2日目にキャリアワーストの「82」を叩くなど最下位で予選落ちに終わる屈辱。翌週の「ファーマーズインシュランスオープン」では腰痛を訴え、第1ラウンド途中で棄権した。「戦える状態になってから出場する」として、以降は再びの離脱を強いられており、その復帰時期に注目が集まっている。(フロリダ州タンパ/塚田達也)