米国男子ツアー

断崖絶壁からミラクルパーも…今田竜二は後退109位

2015/02/14 10:19
7番でラフからチップインパーを決めた今田。苦笑いでキャディの貞方とハイタッチ

カリフォルニア州で開催中の米国男子ツアー「AT&Tペブルビーチナショナルプロアマ」。全選手が3コースを回る予選ラウンドの2日目、今田竜二はペブルビーチGLをプレーし2バーディ、4ボギーの「74」。通算1アンダーにスコアを落とし、38位タイから109位タイに大きく後退した。

課題のショットは序盤から荒れた。右サイドに曲げた10番、左のフェアウェイバンカーに突っ込んだ14番(パー5)と、開始5ホールで2ボギー。16番で4m強を沈め最初のバーディとしたが、すぐに17番(パー3)でボギーを叩く苦しいゴルフが続いた。

3コースのうち最も軟らかいはずのグリーンも、晴天続きで想像以上に硬さが出始め、チャンスをなかなか作れない。「戸惑いがあった。軟らかいイメージがあったので、アプローチ、セカンドで止まってしまうところがあった」

太平洋を望む名物ホールの後半7番(パー3)ではウェッジでのティショットを引っかけ気味に出てグリーンをオーバー。赤杭の向こう、はるか下方に大海原の断崖絶壁に止まったボールを転落寸前の体勢でそのまま打ち、続くラフからの3打目をチップインさせる奇跡的なパーを拾ったが、「執念というか…もうやるしかない状況だった」と冷や汗をぬぐっただけ。「ショットは昨日よりもひどかった」。今週急きょキャディを依頼した貞方章男も「俺やったら、頭痛くてやめてる」と痛みを分かち合った。

3日目は下部ツアーも含めて今季初の予選通過をかけて、モントレーペニンシュラCCでプレー。「前半9ホールくらい手探りだったスイングが、後半はひとつのものに落ち着いた。試合でもう1日やってみて、プレッシャーを感じる場面でやりたい。そこで本当のスイングがいいか悪いかが問われる」と巻き返しを期す。

「予選通過をすることで、何かが見つかるかもしれない。通らないことにはまったく見つからない」。モチベーション高く、決勝ラウンド会場、ペブルビーチに戻りたい。(カリフォルニア州モントレー/桂川洋一)