ウッズ 恋人の快挙観戦中にカメラ直撃?で前歯折る
2015/01/20 15:23
タイガー・ウッズは19日(月)、イタリアで開催されたアルペンスキーのワールドカップ(W杯)を観戦に訪れ、恋人のリンゼイ・ボンがW杯女子最多となる63勝目の快挙を達成するのを見届けたと、AP通信などが報じた。
報道によると、事前に知らされていなかったボンは競技を終えた後、ウッズがいると分かると「うそでしょ!」と驚きの声を上げた。ウッズは群衆をかき分けてボンに近づき、2人は熱い抱擁を交わした。
と、ここまでなら感動のストーリーなのだが、注目を集めたのはウッズの出で立ちだった。ニットキャップを被った頭にコートのフードをかぶせ、黒いサングラス。顔の下半分は、どくろの描かれたマスクで覆われていた。
そして、マスクが少し下げられた瞬間を撮ったAP通信の写真は、前歯の1本が欠けているのを鮮明にとらえていた。
ウッズの代理人のマーク・スタインバーグ氏はUSAトゥデイに対し「表彰台を目指してカメラマンが殺到した際、そのうちの一人が担いでいたビデオカメラがウッズの口を直撃し、歯が折れた」と説明した。
一方、大会事務局長のニコラ・コッリ氏はAP通信の取材に「私は彼をエスコートする人たちと一緒にいたが、そのような出来事はなかった」と話している。
ウッズは、29日から開催される「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」で今年の初戦を迎える。