松山英樹は41位終戦「ショットが訳の分からないことに…」
中国のシェシャンインターナショナルGCで行われた「WGC HSBCチャンピオンズ」最終日。松山英樹は2バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「75」と崩れ、通算3オーバーの41位タイで4日間を終えた。
日曜日も優勝争いには遠い位置で迎え、表情は晴れなかった。9番で第2打をピンそば2mにつけ最初のバーディを奪って迎えた後半イン。11番でティショットを左に曲げ、レイアップ後の3打目でバンカーに突っ込み、痛恨のダブルボギーで後退した。13番で2mのバーディチャンスを活かした後の14番(パー5)では2日連続で第2打を池に打ち込んで2つめのダボ。
「残念ですね。ショットに関しては、やろうとしていることがなかなかできなかったり、うまくいっているところで、変な一発で自信をなくして、訳の分からないことになっていたりする」。苦笑いを浮かべながら、悔しさいっぱいに話した。
前週の「CIMBクラシック」を含めアジアシリーズ2戦はショットに苦しんだ。ただ、グリーン上には確かな手ごたえがある。「パッティングに関してはマレーシアと上海でいい感じで打てている。昨日、今日はミスが少し多かったけど、昨シーズンみたいな変な感触は残っていない」
帰国後の次週はオフを取り、20日(木)開幕の「ダンロップフェニックストーナメント」に出場する。ホストプロの試合とあって「今のまま行っても、日本ツアーでも予選を通るか微妙なゴルフをしている。ショットを立て直すことが必要かなと思います」と気合いが入る。
同大会を今年最後の国内ツアーとし、12月にはタイガー・ウッズの招待試合「ヒーローワールド チャレンジ」に参戦。2015年は1月のハワイ2連戦「ヒュンダイトーナメントofチャンピオンズ」と「ソニーオープンinハワイ」で新年の幕を開ける予定だ。(中国・上海/桂川洋一)