2014年 WGC HSBCチャンピオンズ

相手は中国のモンスターコース 竹谷佳孝は「自分らしく」

2014/11/04 17:53
月曜日に中国入り。竹谷は開幕2日前に練習ラウンドを敢行した

中国シェシャンインターナショナルGCで6日(木)に開幕する「WGC HSBCチャンピオンズ」。日本からは米ツアーを主戦場とする松山英樹のほか、国内ツアーで戦う岩田寛、そして5月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯」制覇で出場権を手にした竹谷佳孝が出場する。

同国内メジャー優勝で参戦した8月の「WGCブリヂストンインビテーショナル」では全72選手中69位(途中棄権選手を除く)。

開幕2日前に、練習ラウンドを行った竹谷は2つの世界選手権シリーズのコースについて「(ブリヂストン―の)ファイヤーストーンCCは長いということもあったが、狭いというイメージだった。背が高い木が多くて。ただ、今回は狙いが定めにくい。どちらかというとコントロール、グリーン勝負というところ」と印象を口にした。

1Wの平均キャリーは270~275yd。フィールドを考えれば、もちろん下から数えた方が早い。ただ「セカンドがウッドになるところはあるが、そこは欲張らず。思い切って自分らしく行くだけですよね」と表情に悲壮感は作らない。

「ショットは調子が悪いけれど、グリーン周りが最近冴えている。乗らなくてもアプローチで、寄らなくてもパターでなんとかなると。そのあと、そのあとがプラスに考えられる」。国内ツアーでは直近6試合でトップ5入りが3度。それを支えるショートゲームでチャンスをうかがっていく。(中国・上海/桂川洋一)

2014年 WGC HSBCチャンピオンズ