2014年 CIMBクラシック

池ポチャ2回もパーセーブ ガルシアは3季ぶりVへ1差

2014/11/01 20:14
セルヒオガルシアは3季ぶり優勝に向け首位と1打差で最終日を迎える

マレーシアのクアラルンプールG&CCで行われている米国男子ツアーとアジアンツアーの共催競技「CMIBクラシック」。ケビン・ナと連覇を狙うライアン・ムーアが通算12アンダーの首位で終えた3日目、1打差3位にセルヒオ・ガルシア(スペイン)がつけた。

9番ではグリーンサイドのラフからフェアウェイウッドで転がしてチップインさせるなど、10番までに5バーディを決めたガルシア。約2時間半の雷雨中断の影響で「グリーンがものすごく遅くなった。11番は3パットボギーにしてしまった」と後半は停滞しスコアを伸ばせなかったが、14番、17番では風の計算を誤ってショットを池に入れながらパーセーブした。

9月に終了した昨季はフェデックスカップランキング13位でフィニッシュ。現在の世界ランキングは4位と高いレベルの安定感を誇るが、米ツアーに限れば2012年「ウィンダム選手権」から2年、シーズンとしては3季ぶりの勝利がかかるのが、あすの最終日だ。

「とにかく(連日の)激しい雨で地面が湿っている。易しいライがない。きょうもいいティショットを放った12番で、3フィートだけフェアウェイを外したら、(泥のついた)ボールがどう変化するか考えなきゃいけなくなった」。この日夕方の大雨により、3日間いずれも採用されたプリファードライのローカルルールが継続される可能性も高い。「とにかくフェアウェイをキープすることが重要になる」と勝利へのキーポイントを挙げた。

2014年 CIMBクラシック