2014年 WGCブリヂストンインビテーショナル

「全英」のお返し?ガルシアが描くマキロイとの戦い

2014/08/03 13:00
好調2選手が優勝を争う※写真は2013年「全米プロ」より(Streeter Lecka/Getty Images)

大会2日目に自己ベストの「61」を出して単独首位に浮上したセルヒオ・ガルシア(スペイン)が、3日目を終えて首位の座をキープ。2週前の「全英オープン」で2位になった勢いを維持し、1月の「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」(欧州ツアー)以来の優勝に王手をかけた。

そのガルシアの背後には、「全英」でガルシアの追撃を振り切ったロリー・マキロイが迫っている。2位に6打差のリードを持って最終日を迎えたマキロイにプレッシャーをかけたのは、1つ前の組でプレーしたガルシアだった。一時はその差を2つまで縮めたガルシアだったが、マキロイをとらえることはできなかった。

そして、今度は3打差のリードでガルシアが先頭を走っている。前回とは立場が逆転した。

「ロリーも僕もワクワクしているはずだ。(明日は)熾烈な戦いになるだろうね。2週間前にロリーが僕にしたのと同じことが、僕にできればいいんだけど。どうなるか見ものだね」。マキロイとの直接対決を心待ちにするガルシア。

一方、マキロイは「今日の目標は果敢に戦い、最終組に入るってことだった」と、3日目を振り返る。「最終日に彼と一緒にプレーするのが楽しみだね。少なくとも何が起きているかをじっくり見ようと思う。できるところでは彼にプレッシャーを与えようと頑張るけど、僕はただしっかりとプレーをし、『全英』から間もないこの大会で再び優勝するチャンスを手に入れたいんだ」。

調子が良い2人の戦いだけに熾烈を極めそうだ。

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