2014年 全英オープン

最終日こそはアンダーへ 巻き返しを誓った小田孔明

2014/07/20 01:29
初のメジャーでの決勝ラウンド。だが、小田孔明は悔しさの方が強かった

自身5度目の海外メジャー挑戦で初の決勝ラウンド進出を果たした小田孔明。英国ホイレイクにあるロイヤルリバプールで行われた「全英オープン」3日目は、3バーディ5ボギーの「74」。通算4オーバーの63位タイでホールアウトした。

10番スタートのこの日、小田がバーディを奪ったのは、10番、18番、5番の3つのパー5。「初日から少し足腰に痛みがあって、ショットが左、左に行ってしまう」という苦しい状況だったが、少ないチャンスを確実にものにした。

それでも「今日は雨でグリーンが止まるようになったし、風も微風でこれ以上ない条件。この状況なら3アンダーでは上がってこなければ」と口をついたのは自らの不甲斐なさ。「パター、アプローチは問題ないので、もったいない」と思い通りに動かない体にいらだちを隠さなかった。

「今、4オーバーなので明日はパープレーに戻す。いや、アンダーパーにして上がってきますよ」と、最終日へ向け自らに気合いを込めた。(英国ホイレイク/今岡涼太)

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