2014年 クイッケンローンズ・ナショナル

<速報>109日ぶり復帰戦 ウッズは初日3オーバーの出遅れ

2014/06/27 03:03
アプローチの距離感を取り戻せず、ウッズはグリーン周りで天を仰ぐことが多かった(Rob Carr/Getty Images)

米国男子ツアー「クイッケンローンズ・ナショナル」が26日、メリーランド州のコングレッショナルCCで開幕した。3月末に腰の椎間板除去手術を受け、「WGCキャデラック選手権」以来の復帰戦で、109日ぶりにツアーでプレーしたタイガー・ウッズは、4バーディ7ボギーの「74」(パー71)で、第1ラウンドをホールアウトした。

インの10番パー3から出たウッズは、ティショットをグリーン奥のバンカーに入れて寄せ切れずにボギー。11番でもグリーン左奥からの3打目アプローチを寄せ切れず連続ボギーとし、ショットの距離感や小技の精度から3ヶ月休んだブランクを感じさせる滑り出しとなった。

3メートルを沈めた14番で復帰後初バーディを奪ったが、15番、17番、18番はいずれも寄せワンでのパーセーブに失敗し、前半だけで4オーバーの「39」(パー35)。2~4メートルのパットもなかなか決められず、パーオンを逃した後半の2番、3番でこの日3度目となる連続ボギーを叩いて、一時は6オーバーまでスコアを落とした。

ただ、距離感を失っていたアイアンショットが次第に試合勘を取り戻した。4番で残り198ヤードからの2打目をピンそば1メートル強にピタリとつけて反撃開始。7番パー3でも161ヤードを再び1メートル強、8番では残り96ヤードを1メートル以内につけて、後半は1アンダーの「35」(パー36)とし、なんとか2日目にカットラインが見えそうな位置までスコアを戻した。

午後スタートの選手がまだプレー中だが、ホールアウトした選手では、4アンダーをマークしたリッキー・バーンズが首位。ウッズはジョーダン・スピースらと同スコアで80位前後で、初日の順位は大きく出遅れそうだ。

2014年 クイッケンローンズ・ナショナル