2014年 クラウンプラザインビテーショナル

世界1位のアダム・スコット“テキサス”スラムを達成

2014/05/26 09:30
プレーオフ3ホール目にバーディパットを決めて勝利を掴んだアダム・スコット(Tom Pennington/Getty Images)

今週月曜日、初めて世界ランク1位に上り詰めたアダム・スコット(オーストラリア)が、「クラウンプラザインビテーショナル」最終日に4アンダー「66」(パー70)をマークして首位を捉え、ジェイソン・ダフナーとのプレーオフの末に勝利を掴んだ。

振り返れば、スコットは初日の前半9ホールで4ボギーが先行。だがそこから盛り返して「71」で初日を終えると、2日目は「68」、そして決勝に入ると「66」を2日続けた。

「木曜日にあんなひどいスタートを切りながら、日に日に挽回することができた。新たな学びの経験だったよ」とスコットは爽やかに振り返った。

今大会の勝利で史上初となるテキサス・スラム(テキサス州で開催される4大会/バレロテキサス、シェルヒューストン、HPバイロン・ネルソン、クラウンプラザ/をすべて制覇)を達成したスコットは、「テキサス・スラムか、幸先の良い“スラム”だね」と笑顔。「今後のキャリアで、また別の“スラム”を達成出来たらよいね」と言葉を継いだ。

世界ランク1位のゴルファーが望むものは、もちろんメジャー4大会を制するグランド・スラム。今週の優勝で、3週間後に控える「全米オープン」や、2年連続トップ3に入っている「全英オープン」制覇に弾みをつけたいところだろう。(テキサス州フォートワース/今岡涼太)

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