2014年 ザ・プレーヤーズ選手権

松山英樹は「30パット」で28位に後退

2014/05/11 08:30
要所でパットが決まらず・・・松山英樹は28位に後退して最終日へ

フロリダ州のTPCソーグラスで開催されている「ザ・プレーヤーズ選手権」の3日目。通算3アンダーの25位で1番からスタートした松山英樹は3バーディ、3ボギーのイーブンで伸び悩み、28位に順位を下げて明日の最終日を迎えることになった。

ショットは「まだ距離感が合っていない」と課題を残しながらも、「今日はスムーズに振ることができた」と手応えも口に。しかし、この日は要所でパットが決まらず、30パットを叩いたグリーン上で苦しんだ。

2番(パー5)で3打目のアプローチを1メートルに絡めてバーディ先行。しかし、6番では2.5メートルのチャンスを逃すと、8番では2メートルを外してボギー。後半に折り返した11番でバーディを奪い返すも、13番(パー3)ではグリーン奥のラフからロブショットでつけた3.5メートルを外してボギー。2日目までスコアメイクを支えてきたショートゲームと、ようやく復調の気配を見せたショットが噛み合わない、もどかしい流れに終始した。

徐々に状態は上がっているものの、「ただ、スコアは落としいる(70→71→72)ので、あまりそういう感じはしないです」と手放しでは喜べないまま迎える最終日。「パットが入ればアンダーで回ってこられると思うので、60台を出せるように頑張りたい」と、有終の美に向けて自らを鼓舞した。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)

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