2014年 ザ・プレーヤーズ選手権

初の世界No.1の可能性 B.ワトソンが「マスターズ」以来の参戦

2014/05/07 11:26
この日、マットレス製造・販売メーカー「エアウィーヴ」との契約会見にも出席したバッバ・ワトソン

フロリダ州のTPCソーグラスで8日(木)に開幕する米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」に、2度目の制覇を遂げた先月の「マスターズ」以来4試合ぶりにバッバ・ワトソンが登場する。

開幕2日前の6日(火)には、1番手で公式会見場に招かれたワトソン。注目が集中する理由の1つに、世界ランキングの動向が挙げられる。ワトソンは「マスターズ」で優勝した時点で同16位から4位へと躍進。そして、世界トップ30のうち27選手が出場する今週のビッグトーナメントで、成績次第では自身初の同1位の座に立つ可能性を秘めているのだ。

「僕にとって、とてもチャレンジングなことだね。もし1位になることができれば、それは素晴らしいことだ」。しかし、ワトソンとソーグラスとの相性は芳しくないのが実状で、過去6回の出場で予選落ちは3回、最高位は2009年と昨年の37位タイに留まっている。ワトソン自身も苦手コースと自認しており、「資料を見てくれよ。37位タイが最高なんだ。恐らく、気にかける必要はないと思うけどね」と、今週の達成にはネガティブだ。

「この先も1位になれなかったからといって、僕のゴルフ人生やキャリアが崩壊するわけでもないしね。僕の最終的なゴールは、とにかく試合で優勝することさ」と、ランキングへの話題をかわすように次の質問を待った。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)

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