2014年 ザ・プレーヤーズ選手権

松山英樹がソーグラスを体感 名物ホールは「乗れば良し」

2014/05/07 09:59
浮島グリーンが名物の17番(パー3)でティショットを打つ松山英樹。まずは池ポチャ回避が最優先

今週8日(木)開幕の米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」に日本勢としては2011年の今田竜二以来3年ぶりの出場となる松山英樹が6日(火)、ウェイティング1番目に控える石川遼とともにインコース9ホールの練習ラウンドを行った。

朝8時の早朝スタートに合わせ、2人はドライビングレンジで先月「RBCヘリテージ」から3週間ぶりに再会。時おり会話を交わしながら、隣同士のブースで澄み切った青空に向けてボールを打ち合った。

ともに初めて体感したTPCソーグラス。2日後に初日を控える松山は「調子がそこまで良いわけではないし、試合にならないと分からない」と言葉少なだったが、浮島グリーンが名物の17番(パー3/137ヤード)では確実に1オン成功。「グリーンに乗れば良し。2パットのパーでいいんですよ、あそこは」と、昨年大会で44個のボールが池に沈んだ難所には無欲での対峙を図る。

正午には予選ラウンドの組合せが発表となり、松山はブライアン・ハーマン、リチャード・H・リーと同組で、午後12時36分にアウトコースから初日のスタートを切ることが決まった。明日の練習日はアウト9ホール、もしくは18ホールのラウンドを予定しており、“第5のメジャー”への挑戦に向けて最後の仕上げにかかる。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)

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