ショット好調のファウラー「ブッチに感謝したい」
2014/04/24 09:03
ルイジアナ州ニューオーリンズにあるTPCルイジアナで24日(木)、米国男子「チューリッヒクラシック」が開幕する。前々週のメジャー「マスターズ」で5位、その前の「シェル ヒューストンオープン」で6位と直近の出場2試合で上位フィニッシュを続けているリッキー・ファウラーが、今週も前日の公式会見に呼ばれるなど、有力選手の一角に目されている。
「昨年の12月からブッチと僕で取り組んできた大きな目標は、オーガスタ(マスターズ)に向けて備えることだった。僕たちのプランは全て上手くいっているよ」と、好調の要因として昨冬から正式にコーチに迎えたブッチ・ハーモンの名前を挙げた。特に強調するのはスイングへの手応えだ。
「昨年の全英オープンで予選落ち(117位)した6月から、ブッチとボールを打ち続けてきて、12月から本格的に彼との取り組みが始まった。以前までとスイングが変わり、最初は良いことなのか悪いことなのか分からなかったけれど、明らかにコントロール性が増したし、再現性も高いんだ」。
飛距離の向上についても「ブッチに感謝したいね」と頼れる新コーチへの謝意を繰り返し、笑顔で「新しいコブラのドライバーもすごくいい。ベストなドライバーだよ」と契約クラブのアピールも忘れなかった。(ルイジアナ州ニューオーリンズ/塚田達也)